目次
ワインの基本情報
ワイン名 | 2018 Mauro Veglio Barolo |
日本語名 | 2018年・マウロ・ヴェリオ・バローロ |
点数 | 93点 (パーカーポイント、Wine Advocate) |
価格 | 6000円台) | ¥6,875(
飲み頃 | 2024 – 2038 |
生産者 | Mauro Veglio |
格付 | – |
産地 | イタリア、ピエモンテ、バローロ |
色 | 赤 |
甘さ | ドライ |
品種 | ネッビオーロ |
店舗名 | 松澤屋 |
ワインの特徴、おすすめポイント
マウロ・ヴェリオは、1900年代初頭からブドウ栽培を営むヴェリオ家の若き当主。先代アンジェロの後を継ぎ、わずか25歳でワイナリーを設立しました。1992年に自身の名を冠したワインをリリースして以来、着実に品質を高め、今や注目すべき生産者の一人として数えられています。
そんなマウロ・ヴェリオが手がけた2018年のバローロは、ラ・モッラとモンフォルテ・ダルバの冷涼な地域から選ばれた若木のブドウを使用。自然な製法によりその地域特有の品質を最大限に引き出すことで、ピュアでバランスの取れた味わいを実現しています。
野生酵母を活用し、亜硫酸の使用を極力控え、新樽の割合を30%以下に抑えることで、果実本来の個性を大切にしているのが特徴です。グラスに注ぐと、赤い果実のアロマが印象的に立ち上り、タールやスモーク、砕いた岩の香りが豊かなテクスチャーを構築。そこにスミレの香りも漂います。
口に含むと、ラ・モッラ産ブドウのなめらかでシルキーな口当たりと、モンフォルテ・ダルバ産ブドウのパワーと精度が見事に調和。持続性のある味わいと洗練されたタンニン、繊細なヴァニラの風味がフィニッシュに広がります。
重たさのない口当たりでありながら、タンニンは非常に強く、しなやかな印象。不快な締め付け感はなく、ゆっくりと時間をかけて楽しみたい1本です。
わずか30,000本の限定生産で、イタリアの上質な風土を存分に味わうことができるバローロ。2022年に日本初入荷を果たした、今注目すべき生産者の実力を体感してみてはいかがでしょうか。