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ワインの基本情報
ワインの特徴
南仏ローヌ地方の古都オランジュとアヴィニョンの間に広がる、世界に名高い高級ワイン産地「シャトーヌフ・デュ・パプ」。その中でも、パーカーポイント100点を4度も獲得した伝説の生産者「ル・クロ・デュ・カイユ」が手掛ける2020年ヴィンテージが、今回特別にご紹介です。
かつてローマ法王が愛飲したと言われる、法王庁の古城跡正面に広がる「ガレ・ルーレ」と呼ばれる典型的な大きな丸石が転がる畑。その中でも特に力強いワインを生み出すとされる区画で、平均樹齢60年を超える古木から収穫されたグルナッシュ80%、シラー20%をブレンド。
グラスからは、バラやハーブティー、チェリーやラズベリーの芳醇な香りが立ち上ります。口に含むと、フルボディながらもシルキーでエレガント。ブルーベリーやブラックラズベリー、ペッパーを思わせるハーブ、スミレのブーケが複雑に重なり合います。
熟成された洗練されたタンニンと印象的なバランスを備えた、信じられないほど印象的な2020年ヴィンテージ。濃厚でありながら、余韻にはチェリーや核果実のあふれんばかりの果実味が感じられ、そのポテンシャルの高さを物語っています。