目次
ワインの基本情報
ワイン名 | 2019 Raúl Pérez Ultreia Valtuille |
日本語名 | [2019] ウルトレイア ヴァルトゥイエ |
点数 | 95点 (パーカーポイント、Wine Advocate) |
価格 | ¥10,208 (1万~1.4万円台) |
生産者 | Raúl Pérez |
格付 | – |
産地 | スペイン、カスティーリャ・レオン、ビエルソ |
色 | 赤 |
甘さ | ドライ |
品種 | メンシア |
店舗名 | フィッチ |
ワインの特徴、おすすめポイント
深いスミレ色の輝きを放つこのワインは、ブラックラズベリー、チェリーコーラ、甘草、ポプリの芳醇なアロマにスパイスのニュアンスが溶け合い、力強いミネラルの香りへと変化していきます。口に含むと、若々しくも噛み応えのある質感が感じられ、凝縮感と快活さを兼ね備えた黒系果実のリキュール、瑞々しいハーブ、スミレのパスティーユ、スパイシーな風味が広がります。花やダークフルーツのアロマが繰り返し香り立ち、しなやかで緻密なタンニンとともにミネラルとスパイスの力強さが際立つ味わいです。
この地域、ワイナリー、畑について
このワインを生み出すビエルソは、ローマ時代からワイン造りの歴史を誇る産地です。中世には修道院を巡礼地点とし、ワイン文化を広めた地域でもあります。1990年代までは近代化から取り残されていましたが、2000年以降、新しい生産者たちによる品質改善への取り組みが始まりました。特にメンシア種に焦点を当て、その凝縮感、上質さ、深みを追求するワイン造りが行われています。
このワインを手掛けるのは、”生きる伝説”と呼ばれるラウル・ペレス氏。伝統的な手法を守りながら、本物のビエルソワインを世界に認められるオリジナルなワインを生み出しています。ブドウ栽培においては自然への敬意を持ち、ブドウへの影響を最小限に抑えることを重視。醸造においては、ブドウの個性を最大限に引き出す”奇抜”な手法を用いて、個性豊かなワインを造り出しています。