ワインの基本情報
| ワイン名 | 2021 Descendientes de José Palacios Pétalos |
| 日本語名 | [2021] ペタロス |
| 点数 | 93+点 (パーカーポイント、Wine Advocate) |
| 価格 | ¥2,645 (2000円台） |
| 生産者 | Descendientes de José Palacios |
| 格付 | – |
| 産地 | スペイン、カスティーリャ・レオン、ビエルソ |
| 色 | 赤 |
| 甘さ | ドライ |
| 品種 | メンシア92%、その他赤品種5%（アリカンテ・ブーシェ/ グラン・ネグロ/ パン・イ・カメ/ ネグレダ ）、白品種3% |
| 店舗名 | フィッチ |
ワインの特徴、おすすめポイント
【このワインについて】
スペイン北西部のビエルソ地域で造られる「ペタロス」の2021年ヴィンテージは、2020年から2022年の3つのヴィンテージの中で最高の出来映えを誇ります。アルコール度数は13.5%と抑えめで、軽やかでありながら、時間とともに戻ってくるメンシア種特有のみずみずしさを感じることができます。豊かな香りの中には、ハーブのようなアロマと、「ラ・ファラオーナ」を思わせる香りが混ざり合っています。味わいは表情豊かで、非常に快適な飲み心地。ビロードのようになめらかな口当たりと細やかなタンニンが特徴です。味わいの中に感じられるのは、心地よい果実味とフレッシュな酸味。それらが見事に調和し、味わいに奥行きを与えています。余韻には、ほのかなミネラルのニュアンスが漂います。今飲んでも十分に楽しめる、官能的なワインです。
【この地域、ワイナリー、畑について】
ビエルソ地域は、かつて聖地サンチャゴ・デ・コンポステラへの巡礼路にあたり、北ヨーロッパの修道僧たちがワイン造りの知識や技術、そしてフランス系品種をもたらしました。このワインに使用されているメンシア種は、カベルネ・フランの亜種とも言われています。
「デスセンディエンテス・デ・ホセ・パラシオス」は、アルバーロ・パラシオスと甥のリカルド・ペレス・パラシオスが1999年に設立したワイナリーです。彼らは、ビエルソの地に「香り高く力強い味わいを持ちながらも、繊細で個性的な特質を備える」彼らの理想のワインを造れると信じてきました。
畑は60箇所以上に点在し、急斜面で標高もさまざまです。ミネラル豊富なスレート岩に粘土層が混じり、場所によっては石灰質土壌も見られます。大陸性と大西洋岸性の気候の下、緑あふれる山岳地帯にあるため、ワインにはみずみずしさと香り高さが溢れ、活気に満ちた果実味とシルキーな舌触りが伴います。樹齢60年以上のブドウ樹が植わる自社畑では、ビオディナミ農法で栽培されています。