【パーカー94+点】【15000円台】【赤ワイン】【フランス】2020年・シャトー パプ・クレマン

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ワインの基本情報


[ワイン名] 2020 Pape Clément
[ワイン名(日本語)] 2020年・シャトー パプ・クレマン・ルージュ
[点数] 94+点 (Wine Advocate)
[価格] ¥15,400(15000円~19000円台
[飲み頃] 2025 – 2050
[生産者] Pape Clément
[産地] フランス、ボルドー、ペサック・レオニャン
[色] 赤
[甘さ] ドライ
[ブドウ品種] カベルネ・ソーヴィニヨン50%/メルロー50%
[店舗名] スター・リカーズ

ワインの特徴、おすすめポイント

シャトー・パプ・クレマンは、ボルドーのペサック・レオニャン地区を代表する名門中の名門。その歴史は14世紀にまで遡り、「教皇クレマン5世」を務めたベルトラン・ド・ゴ司教が近代的な手法でブドウ栽培を始めたことが起源とされています。

そんなパプ・クレマンが生み出した2020年ヴィンテージは、チェリーやカシス、バイオレット、ダークチョコレートなどの濃厚な香りが印象的。口に含むと、肉厚でボリューム感たっぷりの味わいが中盤からフィニッシュにかけて広がります。

熟成による複雑味も加わり、豊かな果実味と深みのある風味が絶妙なハーモニーを奏でているのです。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロを各50%ずつブレンドし、90%の新樽で18ヶ月間熟成。きめ細かなタンニンとしっかりとしたストラクチャーを持ちながら、柔らかなテクスチャーで飲みやすさも兼ね備えています。

近年のパプ・クレマンは、以前よりも抑制のきいたスタイルへと移行しつつありますが、その真価は変わることなく健在。ミネラルの香りが特徴的で、フィネスとボディの力強さのバランスが素晴らしい1本に仕上がっています。

オーナーであるベルナール・マグレ氏は、ボルドーの19のシャトーを所有する大物。その中でもフラッグシップ的な存在であるパプ・クレマンを、ボルドー最高峰のワインへと押し上げるべく、あらゆる努力を惜しみません。

シャトーヌフ・デュ・パプの真髄を体現する、この傑出した1本。抜け目のない愛好家なら、ぜひとも手に入れておきたいワインです。

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