目次
ワインの基本情報
| ワイン名 | 2020 Clos Mogador |
| 日本語名 | クロス・モガドール [2020] |
| 点数 | 97点 (パーカーポイント、Wine Advocate) |
| 価格 | ¥12,650 (1万～1.4万円台） |
| 生産者 | 97point-red-wine-2020-Clos-Mogador |
| 格付 | – |
| 産地 | スペイン、カタルーニャ、プリオラト |
| 色 | 赤 |
| 甘さ | ドライ |
| 品種 | ガルナッチャ（グルナッシュ）45%、カリニェナ29%、シラー16%、カベルネ・ソーヴィニヨン10% |
| 店舗名 | ウメムラ |
ワインの特徴、おすすめポイント
クロス・モガドールは、プリオラートの歴史を変えた「プリオラート4人組」の中心人物、レネ・バルビエが手がけるワイナリーです。1980年代後半、ユニークなテロワールに着眼した彼らは、共同畑の葡萄から異なるワインを生産し、ロバート・パーカーから高い評価を得て世界的な注目を浴びました。
よく熟れた優しい果実味とコーヒー、カカオ、リコリスのニュアンスが感じられ、なめらかで存在感のあるタンニンとフレッシュな酸味が、伸びのある旨味と長い余韻を生み出しています。
レネ・バルビエは、プリオラートの生産者をけん引し、2009年にはリオハに次ぐDOCa認定を実現するなど、地域の歴史を大きく変えた立役者です。クロス・モガドールでは、無農薬農法に加え、畑を耕さず自然の状態で維持する「自然農法」を取り入れ、葡萄本来の生命力を引き出しています。
2020年のクロス・モガドールは、雨が多く病気の発生した困難なヴィンテージながら、4ヘクタールの畑を追加購入することで生産量を維持。樽熟成を止め、2000リットルの大樽での熟成に切り替えたことで、木樽の影響を抑えつつ、力強さとバランスの取れた仕上がりを実現しました。