【パーカー93-95点】【7000円台】【白・甘口ワイン】【フランス】2019年・シャトー・シガラ・ラボー

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ワインの基本情報


[ワイン名] 2019 Sigalas Rabaud
[ワイン名(日本語)] 2019年・シャトー・シガラ・ラボー
[点数] 93-95点 (パーカーポイント、Wine Advocate)
[価格] ¥7,920(7000円台
[生産者] Sigalas Rabaud
[格付] ソーテルヌ第1級
[産地] フランス、ボルドー、ソーテルヌ
[色] 白
[甘さ] 甘口
[ブドウ品種] セミヨン85%/ソーヴィニヨン・ブラン15%
[店舗名] スター・リカーズ

ワインの特徴、おすすめポイント

シャトー・シガラス・ラバウドは、ボルドー・ソーテルヌの格付け第1級に輝く名門シャトーです。所有する畑は14ヘクタールと格付け第1級の中でも最小規模ながら、その質の高さは「シガラスの宝石」と称えられるほど。南向きの斜面に広がる砂利質土壌と、近くを流れるシロン川がもたらす霧が、ボトリティス菌の発生に理想的な環境を作り出しています。

このかけがえのないテロワールを最大限に生かすため、シガラス・ラバウドでは伝統的なワイン造りを守りつつ、近年は環境保全と生物多様性にも力を注いでいます。化学物質の使用を避け、有機的な栽培方法を取り入れることで、ブドウ本来の力を引き出そうとしているのです。

そうして生まれた2019年ヴィンテージは、タンジェリンやレモンマーマレードの皮、クローバーハニーやスパイス、オレンジの花々など、複雑かつ強烈な香りが印象的。口に含むと、柑橘系のコンポートやハニー、スパイスの濃密な風味が広がります。その濃厚なテクスチャーはフレッシュさとよくバランスがとれており、壮大な余韻へと続きます。

この奥行きのある味わいを生み出すのは、9月から11月にかけて何度も行われる収穫と厳しい選別。機械では不可能な、貴腐菌の付いたブドウだけを手作業で丁寧に選び抜くことで、最高の状態の果実だけが使われるのです。発酵と熟成には100%フレンチオークの樽を使用し、そのうち33%は新樽。木樽のニュアンスも深みのある味わいに一役買っています。

シャトー・シガラス・ラバウドの真髄は、畑に植えられたブドウ樹そのものにもあります。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランを伝統的な「マス・セレクション」と呼ばれる方法で選抜し、代々受け継いできた優秀な樹を守り続けているのです。

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