ワインの基本情報
ワイン名 | 2012 Gosset Grand Millésime Brut |
日本語名 | [2012] ゴッセ ”グラン・ミレジム” |
点数 | 94+点 (パーカーポイント、Wine Advocate) |
価格 | ¥11,000 (1万~1.4万円台) |
生産者 | Gosset |
格付 | – |
産地 | フランス、シャンパーニュ |
色 | 白・スパークリングワイン |
甘さ | ドライ |
品種 | シャルドネ67%、ピノ・ノワール33% |
店舗名 | フィッチ |
ワインの特徴、おすすめポイント
ゴッセの2012年グラン・ミレジム・ブリュットは、当たり年となった2012年のヴィンテージシャンパーニュです。シャルドネ67%、ピノ・ノワール33%のブレンド。ステンレスタンクで発酵し、マロラクティック発酵は行わず、シュール・リーで醸造・熟成。最低72ヶ月以上の長期瓶内熟成を経てリリースされました。
グラスに注ぐと美しい泡立ちとともに、レモン、ハチミツ、ミネラルなどの香りが立ち上ります。口に含むと、凝縮された果実の旨味とフレッシュな酸が広がり、爽やかな酸がアフターを演出します。まるでフレッシュなグレープフルーツジュースを飲んだかのような印象で、レモンの皮を思わせるほのかなビター感も感じられます。弾けるようなフレッシュな果実味と、熟成により生まれた濃密な果実の旨味が同居する味わいです。今飲んでも十分に楽しめますが、さらに2~3年の熟成により、より深みのある味わいへと進化するポテンシャルを秘めています。
この地域、ワイナリー、畑について
1584年創業の老舗メゾン、ゴッセは、シャンパーニュ最古の造り手の一つとしても知られています。昔ながらの伝統的醸造法を守り続け、マロラクティック発酵は行わず、フレッシュで生き生きとした酸を最大の特徴としています。この酸をワインに馴染ませるため、法定の15ヶ月を大幅に上回る、最低でも36ヶ月、長いものでは120ヶ月以上の長期熟成を施します。
ゴッセは、モンターニュ・ド・ランスとコート・デ・ブランを中心に、70村以上、200軒以上の栽培家から厳選したブドウを買い付けています。若手注目の造り手「クレモン・ペルスヴァル」もゴッセの仕事を認めてブドウを提供するほど。ブドウ品種ごとに、その個性を最大限に引き出すテロワールを選定しています。
醸造においては、ブドウ本来の味わいを大切にするため、ステンレスタンクで発酵。清澄や濾過は最小限に留め、ルミュアージュ(動瓶)は全て熟練の職人による手作業で行います。ラベル貼りからパレット積みまで機械を使わない丁寧な仕事ぶりは、大手メゾンでは異例の存在。その妥協なきワイン造りは、数々の専門誌から高い評価を受けています。