目次
ワインの基本情報
ワインの特徴、おすすめポイント
2018年のモルゴン・ル・クロ・ド・リスは、その年の挑戦を巧みに乗り越え、ボトルの中で優雅に成熟し続けています。甘いベリー、スパイス、ジャスミンのバラ、スミレの香りがこのワインの特徴を際立たせています。ミディアムボディでありながら生き生きとし、洗練された味わいが感じられます。とろけるようなタンニンと鮮やかな酸味があり、前年よりもさらに上品で洗練された飲み心地を実現しています。
このワインは、1930年から1950年に植樹された4ヘクタールの畑、4区画のブレンドから作られています。セミ・マセラシオン・カルボニック法で発酵させた後、45から60ヘクトリットルの大樽およびドゥミ・ミュイで10ヶ月間熟成し、その後1年間の瓶熟を経ています。清澄やろ過を行わずにボトル詰めされるため、自然な風味が保たれています。
シナモンやクローブなどのスパイスのアロマが加わることで、より豊かな香りが楽しめます。シルキーなタンニンと滑らかなテクスチャーは、繊細でありながらも、口当たりの良さを提供します。このワインは、その複雑さと繊細さで、特に料理とのペアリングを楽しむ際に素晴らしい選択肢となるでしょう。