ワインの基本情報
| ワイン名 | 2016 Thierry Germain – Domaine des Roches Neuves Saumur Champigny Les Mémoires |
| 日本語名 | [2016] レ・メモワール ソミュール・シャンピニー |
| 点数 | 94点 (パーカーポイント、Wine Advocate) |
| 価格 | ¥6,692 (6000円台） |
| 生産者 | Thierry Germain – Domaine des Roches Neuves |
| 格付 | – |
| 産地 | フランス、ヴァル・ド・ロワール、アンジュー、ソミュール、ソミュール・シャンピニー |
| 色 | 赤 |
| 甘さ | ドライ |
| 品種 | カベルネ・フラン |
| 店舗名 | フィッチ |
ワインの特徴、おすすめポイント
ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴの特別なワイン「レ・メモワール」は、白亜紀後期のチューロニアン地質時代の石灰質土壌とシレックス土壌を有する0.7haほどの区画に植わる、樹齢100年以上のカベルネ・フランから生み出されます。
手摘みで丁寧に収穫されたブドウは、更に厳しい選果を経て、80%程度が除梗されて木製の発酵槽へ。香りを最大限に引き出すため、16度から22度に保たれた醸造所で発酵させた後、木樽で熟成を重ねてから瓶詰めされます。
色合いは力強いルビーガーネットで、縁に向かって紫の輝きを湛えています。香りには花のタッチに甘やかな柑橘の皮のニュアンスが重なり、ブラックベリーの果実味が上品に香ります。味わいは フレッシュな構造を持ち、エレガントで繊細なタンニンが口中に広がります。フィニッシュにはほのかな塩味が感じられ、後味にはブラックベリーのコンフィのような濃厚な風味が長く余韻を残します。
この地域、ワイナリー、畑について
ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴは、ロワール渓谷中央部のソーミュール・シャンピニー地区に位置する、ティエリー・ジェルマン氏が20年以上前に設立したワイナリーです。主にカベルネ・フラン品種を中心とした充実のワインポートフォリオを構築し、少量生産のシュナン・ブランも手掛けています。
キュヴェ・ドメーヌは、シャントル、ヴァラン、ソーミュールの複数の畑で手摘みされた平均樹齢25年のカベルネ・フランをブレンド。これらの葡萄は石灰質土壌で育まれています。
また、1904年にカベルネ・フランが初めて植えられたダンピエールの畑も所有しており、ここから生まれるレ・メモワールは高い評価を受けています。
シュナン・ブランについては、ソーミュールのレ・セルプ・エ・サン・ヴァンサン、ダンピエール、パルネの畑で栽培。砂質粘土層の下に石灰岩の基盤がある土壌が特徴です。ほとんどの白ワインは9ヶ月ほど澱とともに熟成されます。
ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴでは、赤白ともにビオディナミ農法を採用し、オーガニック認証を取得しています。