【パーカー93点】【9000円台】【白・甘口ワイン】【フランス】2011年・シャトー・シュデュイロー

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ワインの基本情報


[ワイン名] 2011 Suduiraut
[ワイン名(日本語)] 2011年 シャトー シュデュイロー 
[点数] 93点 (パーカーポイント、Wine Advocate)
[価格] ¥9,460(9000円台
[飲み頃] 2015 – 2045
[生産者] Suduiraut
[格付] ソーテルヌ第1級
[産地] フランス、ボルドー、ソーテルヌ
[色] 白
[甘さ] 甘口
[ブドウ品種] セミヨン90%/ソーヴィニヨン・ブラン10%
[店舗名] スター・リカーズ

ワインの特徴、おすすめポイント

シャトー・スデュイローは、1855年のソーテルヌ格付けで第1級に選ばれた名門中の名門。その畑は、あのシャトー・ディケムに隣接するほどの絶好のロケーションを誇ります。オーナーを務めるのは、メドック地区の有名シャトーも多数所有するアクサ・ミレジム社。潤沢な資金力を背景に、ワインの品質向上に常に力を注いでいます。

そんなスデュイローが生み出した2011年ヴィンテージは、控えめに始まる香りが時間とともに豊かに花開く、まさに時の芸術とも言えるワイン。乾燥したはちみつ、カリン、湿った羊毛、マジパンのようなアロマが次第に広がり、やがてジンジャーブレッドの温かな香りが加わります。

口に含むと、粘性と緊張感、そして鋭い酸味が絶妙なハーモニーを奏でます。最初は直線的な味わいですが、フィニッシュに向かってはちみつ、マンダリン、ほのかなルバーブが顔を覗かせ、より一層の広がりを見せるのです。

その味わいは派手さこそありませんが、繊細さと品格を兼ね備えた逸品。独特の存在感と洗練されたクオリティは、ソーテルヌの真髄とも言えるでしょう。ロバート・パーカー氏も、最高の出来栄えならばブラインド・テイスティングでシャトー・ディケムと見紛うほどだと絶賛。「豪華で極めて高品質」「希少で高価」とも評しています。

グラスに注ぐと、太陽を思わせる黄金色が眩しく輝きます。熟成とともにその色合いは琥珀色へと変化し、フルーツやフローラルの香りが樽由来の風味と見事に融和。長期熟成のポテンシャルを秘めた、力強くも調和のとれた味わいを生み出すのです。

2011年という当たり年のキャラクターを余すところなく表現した、このシャトー・スデュイロー。凝縮感としなやかさ、複雑さと気品を兼ね備えた稀有なワインを、ぜひ味わってみてください。

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