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ワインの基本情報
ワイン名 | 2018 Clau de Nell Val de Loire Grolleau |
日本語名 | クロー・ド・ネル IGP デュ・ヴァル・ドゥ・ロワール グロロー [2018] |
点数 | 93点 (パーカーポイント、Wine Advocate) |
価格 | ¥5,049 (5000円台) |
生産者 | Clau de Nell |
格付 | – |
産地 | フランス、ロワール渓谷 |
色 | 赤 |
甘さ | ドライ |
品種 | グロロー |
店舗名 | ウメムラ |
ワインの特徴、おすすめポイント
ドメーヌ・クロー・ド・ネルは、ブルゴーニュ出身のピシャール夫妻がアンジューに2000年代初めに設立したワイナリーですが、経済的な困難に直面していました。そんな中、ピュリニー・モンラッシェの名門ドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴ氏が救いの手を差し伸べ、2008年にこのドメーヌを買収。現在は、チリのワイナリーでアシスタント・ワインメーカーを務めていたシルヴァン・ポタン氏が支配人を務めています。
IGP デュ・ヴァル・ドゥ・ロワール グロローは、樹齢60〜90年にもなる超古木のグロローから造られる稀少なワイン。凝縮感と奥行きのある味わいは、まるで肉付きの良さを感じさせつつも、ロワールらしいミネラルがアフターを引き締めています。
2018年ヴィンテージはフレッシュでスパイシー。ラズベリーやブラックベリー、エレガントなフリンティな香りが特徴的です。口当たりはシルキーでフレッシュ、エレガント。肉厚でありながら、絹のようになめらかな舌触りと細やかなタンニンが感じられます。フィニッシュは エレガントかつクリスタルのように透明感があり、凝縮感と爽やかな酸味が印象的。時間をかけて楽しみたい、寛大で優れたワインです。
鉄分を豊富に含んだレッドスレート主体の土壌が生み出す、グレープフルーツや砂糖漬けのオレンジを思わせる果実味に、ハーブやスパイス、スレートのニュアンスが絶妙に溶け込んでいます。透明感のある果実味とフローラルなエッセンス、上質なミネラルが見事に折り重なり、フィニッシュに至るまで美しく持続する、偉大なるワインをぜひお楽しみください。