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ワインの基本情報
ワインの特徴、おすすめポイント
マウロ・ヴェーリオの2019年バルベーラ・ダルバ「カッシーナ・ヌオーヴァ」は、バローロ地区の真面目なワイン造りのアプローチを反映しています。このワインは野生酵母を用い、二酸化硫黄の使用を最小限に抑え、新樽の割合も30%以下に保つという方法で造られています。その結果、バランスの取れた純粋な味わいが生み出され、非常に高い評価を受けています。
このワインは、1960年代に植樹された単一畑カシーナ・ヌオーヴァの古木から収穫されたブドウを使用しています。プラムジャムやエルダーフラワーの濃厚なアロマが特徴で、砂糖漬けのフルーツやスパイスの微かな香りも感じられます。生産本数は限定の6,500本です。
このワインは、スキンコンタクト後に圧搾され、スタンレスタンクでアルコール発酵とマロラクティック発酵(MLF)が行われ、18ヶ月間の樽熟成(新樽40%)を経ています。その結果、力強いワインでありながら、酸と凝縮感の素晴らしいバランスがあり、古木と土壌に由来するミネラル感と長い持続性が特徴です。この力強いフレーバーは、特にグリルやローストした肉とのシンプルなペアリングに適しており、バターを塗ったポテトとともに楽しむと、そのフレッシュな酸味が際立ちます。このワインはイタリアの上質な風味を堪能するための素晴らしい選択です。