【パーカー91点】【3000円台】【赤ワイン】【フランス・ボルドー】2018年・シャトー アルセ 

目次

ワインの基本情報


ワイン名2018 Alcee
日本語名シャトー アルセ [2018]
点数91点 (パーカーポイント、Wine Advocate)
価格¥3,580 (3000円台
生産者Alcee
格付
産地フランス、ボルドー、コート・ド・カスティヨン
甘さドライ
品種メルロー 96%/カベルネ・フラン 4%
店舗名紀伊国屋リカーズ

ワインの特徴、おすすめポイント

2018年のアルセは、メルロー96%とカベルネ・フラン4%から構成されており、深いガーネット・パープルの色合いを呈しています。グラスに注ぐと、煮込んだブラックチェリー、ブラックベリーのジャム、フルーツケーキの力強い香りが飛び出してきます。さらに、シナモントースト、リコリス、タバコの葉、そしてほのかな樟脳の香りも感じられます。

口に含むと、完熟した黒果実の風味が豊かに広がり、ビロードのようになめらかな質感が特徴的です。適度な新鮮さを保ちながら、長く続くスパイシーな余韻が楽しめます。サン・テミリオンの銘醸シャトー、パヴィ・マカンの醸造長であるニコラ・ティエンポン氏が手がけるカスティヨンのワインらしく、豊かなベリーのアロマと品格ある果実味が際立っています。

この地域、ワイナリー、畑について

このワインのブドウ畑は、石灰岩台地の頂上に位置し、赤粘土の下に岩盤が広がっています。2014年1月、サン・フィリップ・デギーユの近くに新たな区画を取得し、ブドウ畑は6.5ヘクタールに拡大しました。この区画は、石灰岩台地の上にあり、緻密な粘土と非常に浅い土壌が交互に現れる特徴を持っています。これにより、ワインはより丸みを帯び、密度の高い質感を獲得し、新しいクリュのフィネスと洗練さ、ミネラル感を補完しています。

ティエンポン家は、ボルドーの右岸を代表する造り手です。「ル・パン」や「パヴィ・マカン」など、右岸のトップシャトーを手掛けています。さらに、リーズナブルな価格帯のワインも手掛けており、コート・ド・フランで生み出したピュイグローは非常に有名な代表作となっています。フランソワ・ティエンポン氏は、「ヴュー・シャトー・セルタン」のオーナーでもあり、その卓越した手腕が高く評価されています。

目次